「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで


●ラットレース

 金持ちになるには、いい学校に入り、いい会社に就職して、
専門的な知識を身につけ、いいポストにつくことが先決。

 という考え方は間違い。

 金がなくなることに恐怖し、金に動かされている間は、
金持ちにはなれない。
 税金の支払い、リストラの恐怖、家を買ったり車を買ったり
して増える負債(継続して毎月払うお金を負債という)。

 給料を貰って、それを負債の支払いにばかりにあてていると、
お金はぜんぜん増えない。給料が上がっても、それに合わせて
生活のレベルも上がり、家、車、子供に払うお金が必要になるからだ。

 多くの人は、自分の子供に

「金持ちになるには、いい学校に入り、いい会社に就職して、
専門的な知識を身につけ、いいポストにつくことが先決」。

 と教えるので、世代を受けついで、「ラットレース」、つまり
きりのない貧乏競争が繰り返される。

 実際の金持ちは、まずこの状態に気づき、別の考え方をするようになる。


●資産の定義

 継続してお金を生み出すものを、資産という。
 いわば、ドル箱である。金持ちは、これに注目する。

 貧乏人は、収入を負債にばかりあてるので、ちっとも
お金が貯まらない。ほんとうは、資産形成のためにお金を
使わなければいけないのだ。

 資産ができたなら、それで生まれた利益をまた資産に
投資する。それを繰り返せば、だまっていてもお金が
入ってくる状態ができあがる。
 金持ちは、この状態を作り出している。
 そしてそれは、そんなに難しいことではない。

 では資産とはなにか?
 会社、株、利子、土地…etc,etc。
 これが一般に言う資産。しかし、最初は手がでないはず。

 だから、最初は頭を使う。
 いろいろなことを勉強して、頭を使えば、
 資産を生み出すもののアイデアは生まれてくる。


 …と、興味深かったところを書いてみました。
 この本は、お金に対するパラダイム(視点)を変えてくれますね。

 とくに、キャッシュフロー(お金の流れ)を理解することが、
実生活で非常に役に立つことを教えてくれます。
 そしてこれによって、お金に対する価値観や、扱い方なども
勉強することができました。

 ここ2年くらいで読んだ本の中では、かなりのヒットです。
 マイベストブックの中でも上位5位以内に入ります。

 興味ある方は読んで見ることをお薦めします。損はしません。
 読んだら人生変わる人もいるはず。

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