お金の話
日本は「欲望は苦しみを引き起こす」という教義の仏教文化の影響を
すごく受けていて、俗世的成功、つまり富を得ることを蔑視する傾向にある。
フリーになって、複利的収入や生活=収入、両がけなど、いろいろお金について
考えて実行してたら「ジェイは金かかるんだよ~」と社長に言われたり(笑)、
飲み屋でトイレから帰ると「ほら、ジェイの得意な金の話になってるよ」とか
言われたりして、「やっぱりそう思ってるかよ!」 と三村風に思ったりしました。
かくゆう自分も「世の中金じゃない」などと考えていたわけですが、
それは結局、日本の宗教文化が「金=悪」の構図を作っていて、その
影響を受けたからそう考えるようになったんだ、と、いつしか気づいた
わけです。
自然の上に社会があるというパラダイムにより気づいたわけです。
(それ以外にも社会的通念で「思いこんでいただけだった」事は
沢山ありましたし、まだあると思います)。
気づく前は、アメリカのビジネス書を読んでよく驚いたんですよ。
「貧乏は病である」とか「日本の清貧の思想は
結局ひもじさを正当化してるだけ」などと書いてあるもんですから。
特に強烈だったのは鉄鋼王アンドリュー・カーネギーの言葉。
子供の頃に貧乏で親が揉めるのを見て、
「お金がないと、人はダメになる!
貧乏だと人はダメになる!」
と思い、金持ちを目指したそうです。
すごいです。子供なのに言いきってます(笑)。
確かに、給料が少ないと生活の安心感が少ないです。
ちょっとピリピリイライラすることが多くなります。
そして世の中で揉めるのはいつも金銭関係です。
「金なんかなくなればいい。そうすれば世の中は平和なのに」と、
誰かの有名な言葉がありますが、叶わぬことです。
つきあっていくしかないのです。
清貧の思想は、「人間は物質的な面を排除しても、精神的に
豊かになれる」という実に美しい文脈を持ってますが、現実的に
それはどうか? 生活を語るにはちょっと精神世界寄りで、無理がないか?
というのが私の実感です。
合理的に考えて、お金は、病気、結婚式などのイベントと、いろいろな局面で
けっこう必要になる。
それから、目標達成や、人生を味わうための楽しみ、たとえば世界を周って
ナイアガラの滝見物、スペースシャトルの打ち上げ、オーロラの幻想的風景、
エアーズロックのオレンジ、それからさまざまな世界文化、そういうのを
見るためにもお金は要るな、と。
一度だけの人生ですし。
ゆえにもっと稼げる方法を探そうと思うのです。
そうすれば生活の中で困ることも少なくなり、自由は拡張される。
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